どうする紅白「あまちゃん」コーナーは「できる方向に持っていければ」

[ 2013年11月25日 18:17 ]

第64回紅白歌合戦をアピールする「紅白PR大使」を務める能年玲奈

 大みそかの第64回NHK紅白歌合戦(後7・15~11・45)の出場歌手発表が25日、東京・渋谷の同局で行われた。

 今回の発表メンバーの中には、「潮騒のメモリー」など数多くのヒット曲を生み出し、役名の天野春子名義で同曲を歌った小泉今日子(47)をはじめ、連続テレビ小説「あまちゃん」関連の出演者の名前はなかった。白組司会の「嵐」の松本潤(30)が10月の会見で「あまちゃんの出演者を見たい」と発言するなど、出場が期待されていた。

 今後は企画コーナーなどでの「あまちゃん」の復活が期待されるところ。同番組の制作統括の山田良介氏は「これからですね、まだ何とも」とコーナーなどについてはまだ未定であることを強調しつつ、「ご期待に添えるように頑張りたい。できればできる方向に持っていければ」と前向きであることを明かした。またエンターテインメント番組部・古谷太郎部長も「(ある)かもしれない。いろんなコーナーをやっていきたいし、それが成就するかどうかは我々の頑張りにかかっている」と話した。

 「あまちゃん」のヒロインを務めた女優の能年玲奈(20)はPR大使にも就任。山田氏は「若々しさで、あらゆる世代に愛される方だと思うので、それを最大限に生かして紅白をPRしていただきたい」と能年に期待を寄せた。

 また、今月8日に亡くなった歌手の島倉千代子さん(享年75)の追悼コーナーについては、「内容はこれから。島倉さんのことは近々のことで、我々も非常に驚いている」(古谷部長)と今後検討していくという。

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2013年11月25日のニュース