日本人初!早大職員の田中さん、カラオケ世界大会で優勝

[ 2013年11月24日 14:15 ]

「カラオケ世界大会2013」男性部門で優勝した田中照久さん。写真は国内予選時=第一興商提供

 フィンランド南部ラッペーンランタで23日から24日にかけて行われた「カラオケ世界大会2013」決勝戦で、日本代表として出場した東京都の早大職員田中照久さん(33)が男性部門で優勝した。

 同大会は2003年から毎年、主にフィンランドで開かれており、今年は20の国と地域の代表が出場した。日本人の優勝は初めて。

 田中さんは決勝戦でさだまさしさんの「たいせつなひと」を熱唱。優勝が決まると、ガッツポーズをして日の丸を掲げ、喜びを爆発させた。

 表彰式後、田中さんは「日本発祥のカラオケで大和魂をぶつけたいと思って参加した。小さいころから音楽が好きで、自己流で練習してきた。世界の舞台で優勝でき、信じられない気持ち」と興奮した様子で話した。

 日本代表はカラオケ業界最大手の「第一興商」が国内予選を行い、男女1人ずつを選出しており、世界大会への出場は今年で2回目。女性では群馬県の萱野夏紀さん(31)が出場したが、予選で敗れた。大会では各国代表が舞台でカラオケの音楽に合わせて歌い、歌唱力や表現力を競った。(共同)

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2013年11月24日のニュース