滝クリ 紅白審査員に内定!お茶の間に“おもてなし”届ける

[ 2013年11月23日 05:30 ]

「お・も・て・な・し」のポーズを決める滝川クリステル。紅白歌合戦の審査員に内定した

 フリーキャスターの滝川クリステル(36)が大みそかのNHK「第64回紅白歌合戦」(後7・15)の審査員に内定したことが22日、分かった。印象的な「お・も・て・な・し」のスピーチで、20年の東京五輪開催を呼び込んだ立役者の1人。国民的行事の審査員席でお茶の間に“おもてなし”を届ける。

 NHK関係者は「滝川さんは今年の顔の1人。持ち前の華やかな雰囲気が魅力な上に、1年を振り返る意味もある紅白にとって、超目玉のゲストとして登場していただくことになりました」と話している。

 紅白の審査員は毎年、その年を象徴する活躍をした著名人が起用されるのが恒例。昨年はロンドン五輪で金メダルを獲得したレスリングの吉田沙保里(31)、「なでしこジャパン」の澤穂希(35)らが選ばれ、会場を盛り上げた。

 滝川は、今年9月の国際オリンピック委員会総会(アルゼンチン・ブエノスアイレス)で、日本人の心をジェスチャーをまじえてアピール。その時に使った言葉「お・も・て・な・し」は、年末恒例の新語・流行語候補50語にもノミネートされ、大賞の最有力候補だ。文句なしの今年を代表する存在で、NHKが「審査員にふさわしい人」として白羽の矢を立てた。

 実は滝川は、今年1月1日放送の竹中直人(57)主演の同局スペシャルドラマ「御鑓拝借(おやりはいしゃく)~酔いどれ小籐次留書(ことうじとめがき)」で、時代劇のナレーションを初めて務め、同局の年の初めを彩ってもいた。今度は、世界を魅了したさわやかな笑顔で、1年を締めくくる。

 ◆滝川 クリステル 1977年(昭52)10月1日、仏パリ生まれ。青山学院大文学部卒業後の2000年に共同テレビに入社し、フジテレビに出向。02~09年に夜のニュース番組「ニュースJAPAN」でキャスターを務めて人気に。08年にフリーに転身した。父はフランス人、母は日本人。

 ≪NMBら初出場内定≫今年の紅白では、NMB48とシンガー・ソングライターのmiwa(23)、岩手在住の民謡歌手・福田こうへい(37)が初出場することが内定している。また、今年の前期連続テレビ小説「あまちゃん」の企画コーナーを設けることも決定。出場歌手の発表は近日中に行われる見通しで、初出場の歌手が同局で会見し、喜びを語る。

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2013年11月23日のニュース