原田知世 役づくりに苦悩…1億円横領主婦「理解できない」

[ 2013年11月22日 15:49 ]

NHK連続ドラマ「紙の月」試写会に出席した原田知世(左)と西田尚美

 女優で歌手の原田知世(45)が22日、都内で行われた主演するNHKの連続ドラマ「紙の月」(来年1月7日スタート、全5回)の第1話試写会に、共演の西田尚美(41)とともに登場した。

 角田光代氏の同名サスペンス小説が原作で、原田は心の隙間から出会いをきっかけにパート先の銀行から1億円を横領し、海外へ逃亡してしまう41歳の主婦・梅澤梨花を演じている。原田は11年の連続テレビ小説「おひさま」でヒロインの母を演じて以来の連続ドラマへの出演。撮影は6月末から8月下旬までタイや都内近郊で行われた。

 原田は若い男に貢ぎ、1億円という大金を着服してしまう主人公について「梨花の心情をすぐに理解はできなくて、毎日毎日悩んで、監督と相談しながら演じました。梨花の2年間の足跡をたどる1カ月でしたね。1億円という金額も想像もつかなかったです」。梨花と同じような状況になったら?と聞かれるも「私はないと思います」とそこはキッパリと否定した。

 梨花の同級生を演じる西田とは初共演。以前から原田が憧れだったという西田は「憧れの原田さんと共演できたのがうれしかった。角川映画で育った世代ですし、今は原田さんって言ってますけど、もう原田知世ちゃんなんです。1シーンしか会えなかったんですが、お会いした時は大感激でした」と満面の笑みを浮かべていた。

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