コシノさん、ミャンマーで東南アジア大会選手団ユニホーム披露

[ 2013年11月17日 00:25 ]

16日、ミャンマー・ヤンゴンで、自らデザインした同国選手団ユニホームのショーに参加したコシノジュンコさん(中央)

 12月に開催されるスポーツの地域総合大会、東南アジア大会でミャンマー選手団が着用する公式ユニホームが16日、同国のヤンゴンで披露された。日本のデザイナーのコシノジュンコさんが自ら手掛け、ファッションショー形式で紹介した。

 素材は全て日本製。緑を基調に、かつてミャンマーの国章に用いられたクジャクの模様をあしらった。襟には国旗と同じ黄、緑、赤を鮮やかに配色し、ミャンマーらしさを演出。ユニホームに身を包んだミャンマー人モデルが登場すると、会場に拍手が湧き起こった。

 現地で記者会見したコシノさんは「日本の気持ちともいえるオールメードインジャパンのユニホームを着てもらい、日本とミャンマーの友好関係が強まることを期待する」と語った。

 ミャンマーのテイン・セイン大統領の要請でデザインし、複数の日本企業が製作に協力した。

 同大会は隔年開催。今年は44年ぶりにミャンマーで行われる。(共同)

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2013年11月17日のニュース