みのもんた 島倉さん葬儀参列取りやめ ラジオ発言で批判相次ぎ

[ 2013年11月12日 06:00 ]

みのもんた

 タレントのみのもんた(69)が、14日に東京・青山葬儀所で営まれる歌手島倉千代子さん(享年75)の葬儀への参列を取りやめたことが11日、分かった。

 9日放送の自身のラジオ番組で「カムバックにふさわしい舞台」と話し、参列を宣言。インターネット上ではこの発言が「不適切だ」と物議を醸していたが、関係者の配慮により、みのは10日に都内の寺院で営まれた通夜に弔問したことが判明。すでに島倉さんとのお別れを済ませた。

 みのは9日の文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」で、午後1時から始まる葬儀に触れ「12時半ちょい前には行きます」と参列を予告。さらに「私の復帰第一作。南青山の斎場、私のカムバックにふさわしい舞台がそろったじゃないですか」などと発言し、葬儀の場を「カムバックの舞台」などと表現したことに対し、ネット上などで批判の声が相次いだ。

 島倉さんが静かに天国へ旅立つことを望んでいたこともあり、関係者が「葬儀に来ると騒ぎになってしまうから」とみのに伝えた。次男の窃盗事件以降、何かと熱くなっていたみのも冷静さを取り戻したのか、40年来の付き合いだった島倉さんの旅立ちに迷惑をかけたくないと思い、通夜での別れを選んだ。

 関係者によれば、みのは静かに眠る島倉さんに手を合わせると、その穏やかな顔を見て感謝の気持ちを伝え、すぐに寺を出た。関係者は「みのさんはとても元気そうだった」と明かした。

 一方、14日の葬儀では演歌歌手の石川さゆり(55)が弔辞を読むことが決まった。島倉さんに憧れて歌手を目指し、芸能界入り後は妹のようにかわいがってもらった。40年間の感謝の気持ちを述べることになりそうだ。

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2013年11月12日のニュース