妻夫木聡は植木等2世!?三谷監督が太鼓判「彼しかいない」

[ 2013年11月9日 17:18 ]

映画「清須会議」初日舞台あいさつで、初めて鏡開きを体験し、はしゃぐ三谷幸喜監督(右から2人目)ら

 三谷幸喜監督(52)の最新作「清須会議」初日舞台あいさつが9日、都内で行われ、役所広司(57)、大泉洋(40)、小日向文世(59)、佐藤浩市(52)、妻夫木聡(32)ら豪華キャストがそろって登場した。

 三谷作品らしく、歴史ものながら今回も個性的なキャラクターが並ぶ。自身が演じた池田恒興を“打算的で優柔不断”と紹介された佐藤は「私と池田恒興は決して同じ人間ではありません!」。うつけ者だが自分では頭がいいと思っているバカ殿、信長の次男・信雄と役柄を紹介された妻夫木も「僕と信雄は同じ人間ではありません」と力を込めた。

 これに対し、三谷監督は「僕は基本的に当て書き。僕から見た彼らはこんな感じです。ただ、当て書きというのはその人そのままをやってもらうんじゃない。その人にこんなことをやらせたら面白いんじゃないかなということをイメージして書く。でも、妻夫木さんにもバカ殿のイメージがまったくなければ書けない」とキッパリ。

 これを受けて、佐藤は「あえて自分の中に池田恒興を見つけるとすれば、それは優柔不断で日和見的なところですかね」と共通点をあっさり認め、大泉からも「かなり共通してるじゃないですか!」と突っ込まれ、笑わせた。これには、妻夫木も「バカですよ、僕も。バカです!」と降参。三谷監督にも「この何も考えていない天真らんまんな笑顔は彼以外いない。植木等さんの後を継ぐのは彼しかいない」と太鼓判を押され、「恐れ多いです…」と恐縮しきりだった。

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