フォーゼ→ずぶん先輩 福士蒼汰「あまちゃん」大ヒット実感

[ 2013年10月31日 16:01 ]

日経BP「日経トレンディ」が選ぶ「2013年ヒット商品ベスト30」発表会で笑顔を見せる福士蒼汰

 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主人公・アキの恋人を演じ、大ブレークした俳優の福士蒼汰(20)が31日、東京・赤坂で行われた「日経トレンディ(日経BP社)」が選ぶ「2013年ヒット商品ベスト30」発表会に“2013年大ヒットした人”としてお笑いコンビ「オアシズ」の大久保佳代子(42)とともに登場した。

 福士は「(今回の受賞は)うれしかった。自分ではそんなに実感沸いてないんですけど、来年は自分でも実感が沸くまで頑張りたい。来年も映画だったり、ドラマだったりで頑張って、大ヒット人として呼ばれたい」とあいさつ。

 ヒット商品ランキングは売れ行き、新規性、影響力を元に選出。ベスト10には、4位に入った最高視聴率42・2%を獲得したTBSの「半沢直樹」とともに、「あまちゃん」も7位にランクインした。「僕の周りでも『あまちゃん』が終わった瞬間に連絡が来て“どうしよう、終わっちゃったよ”“寂しいよ”っていうのを聞くのですごい広まってるんだなって実感した」と福士も大ヒットを肌で感じているという。

 街で声をかけられることも増えたそうで、「『仮面ライダー』をやっていたので、今までは(役名の)フォーゼとか弦ちゃんって呼ばれることが多かったんですけど、今年はずぶん先輩、じぇじぇじぇって言われることが多いんですね」とその反響を実感している。主演の能年玲奈(20)ら共演者も活躍の場を広げているが、「能年んさんもアクションに興味があるらしいし、僕もアクション映画に興味がある。また共演したいですね」。

 同作にはヒロイン・アキの父・正宗の恋人役で大久保も1シーンだけ出演している。大久保が「私も出てます。打ち上げにも呼ばれてないんですけど」が愚痴をこぼすと、福士も苦笑い。たった1シーンの大久保も「ほとんどしゃべってなくて、通っただけだけど、すごい評判が良かった。すごい効率がいいお仕事でした」と作品の大ヒットにニンマリだった。

 流行語となった“じぇじぇじぇ”をなかなか言えないという福士。「日々“じぇじぇじぇ”って言ってくれって言われるんだけど言えない。こういう記者会見でもそういうオーラを感じるけど言えないんです」と悩みを告白するも、最後は渾身の“じぇじぇじぇ”を披露し、発表会を締めくくっていた。

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