みの、父親の責任「ある」と明言 心境の変化が降板のきっかけに

[ 2013年10月26日 13:18 ]

「朝ズバッ!」など報道番組から降板することになったみのもんた
Photo By スポニチ

 次男が窃盗容疑で逮捕され、TBSの報道2番組を降板したタレント・みのもんた(69)が26日、文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」(土曜後1・00)に生出演した。

 次男の逮捕から1カ月半、心境の変化があった。

 9月21日には同ラジオで「30すぎて世帯を持って独立して、という人間に関して、身内だからということで責任を取るのかという問題。私は世界中に友達がいるもんですから、私の知っている限りの国の方たちは『おかしいね、日本は』と言われました」と親の責任に疑問さえ呈していた。

 しかし、この日は「自分の子どもの犯した罪というものと、自分がその子の父親だという気持ちがね、なかなかまとまりませんでした。ハッキリ言って」と複雑な心理状態だったことを吐露。

 「手塩にかけて育てた、大事に育てたつもり、教育したつもりでした。でも、30(歳)過ぎて、こういう不祥事を起こすっていうことは、やっぱりどっか育て方にもしかしたら狂いがあったじゃないかなと思いましたね。不完全な状態で世に送り出してしまった父親の責任はあるなと思いました。あいつはあいつ、オレはオレ、みたいな気持ちもあったんですけど、だんだんだんだんね、違うな、と。そういうバカ息子を世に送り出したオヤジの責任ってのはねえのか。『ある』。これはハッキリ、今、言えます」と自らの責任を認めた。

 その責任の取り方として「父親も原点に戻って、みのもんたにとって一番きついことを覚悟しなきゃいけないなと思いました」と各放送局に降板を申し入れ、TBSの決断が下った。

 ラジオ放送後、午後4時から都内のホテルで会見を行う。

続きを表示

2013年10月26日のニュース