みのもんた「朝ズバッ!」など報道番組から降板 TBSが発表

[ 2013年10月25日 18:11 ]

「朝ズバッ!」など報道番組から降板するみのもんた

 TBSテレビは25日、次男が窃盗容疑で逮捕されたタレントのみのもんた(69)が出演を自粛していた同局の報道番組「みのもんたの朝ズバッ!」(月~金曜前5・30)「みのもんたのサタデーずばッと」(土曜前5・45)を降板することを発表した。

 同局は「みの氏とも話し合いを続けてきましたが、両番組は、視聴者の目線で、様々な社会的事象や事件について、みの氏が直言するというコンセプトの報道番組であり、現在の状況やみの氏の意向を含め、総合的に判断した結果、みの氏の出演を終了することを決定しました」と経緯を説明。

 11月第2週から番組をリニューアルする。

 みのの次男・御法川雄斗容疑者(31)が9月11日に窃盗未遂容疑で逮捕。今月1日に再逮捕され、3日に処分保留で釈放。8日付で日本テレビを諭旨解雇処分になった。

 TBSの石原俊爾社長は2日の定例会見で、みのの復帰時期を「総合的な観点から判断したい」とし「みのさんが今後、捜査の進展具合を見て、どう判断されるかということもある」と説明していた。

 当初、みのは9月21日、レギュラーを務める文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」(土曜後1・00)で報道番組への出演は「降りるつもりはないし、このまま続行してもいいんじゃないかと思いました」とし「30すぎて世帯を持って独立して、という人間に関して、身内だからということで責任を取るのかという問題。私は世界中に友達がいるもんですから、私の知っている限りの国の方たちは『おかしいね、日本は』と言われました」と親の責任論に言及していた。

 19日には同ラジオで「すべてが決まったら一度お話しする機会を設けたい。一つの結果が出たら、逃げも隠れもしません。堂々と皆さんの質問に答えます。親の責任はどこまであるのか。じっくり話をしてみたい」と話していた。

 同ラジオはスポンサー2社が「状況の推移を見極めたい」とCMを自粛。事件発覚直後の9月14日の放送からACジャパンの公共広告のCMに差し替えられている。

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2013年10月25日のニュース