テオ監督遺作 東映社長「手にテオ合わせて頑張る」

[ 2013年10月23日 06:00 ]

 交通事故で昨年1月24日に急逝した故テオ・アンゲロプロス監督(享年76)の遺作「エレニの帰郷」を配給する東映の岡田裕介社長(64)が22日、都内の本社で会見した。

 東京国際映画祭出席のため来日中のフィービー・エコノモプロス監督夫人(66)と娘のアンナさん(32)も同席。夫人は「主人は小津安二郎監督の作品が好きでした。日本で公開できることは幸せ」と感無量の様子。岡田社長は「フィルム時代の最後の偉大な人。“旅芸人の記録”など5作品の特集もやる。“手にテオ”合わせて頑張りたい」とジョークも交えてPRした。来年1月25日公開。

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2013年10月23日のニュース