芋洗坂係長 やっくんと涙の別れ「夢はみんなで受け継ぐからね」

[ 2013年10月8日 11:12 ]

16時45分ごろ、横浜市の桜塚やっくんの実家を弔問に訪れた芋洗坂係長

 交通事故のため5日に亡くなった桜塚やっくん(享年37=本名斎藤恭央)さんの横浜市の実家に7日、弔問に訪れた親友のお笑い芸人、芋洗坂係長(45)が8日、自身のブログを更新し、最後の別れの様子をつづった。

 芋洗坂は葬儀が家族だけの密葬になると聞き「いてもたってもいられず…親友の顔をどうしても一度見たくて…」「お通夜の前にご無理を言って、特別に弔問させて頂きました」と明かした。

 その上で「やっくんは…事故にあったとは思えない程、本当に綺麗な顔で、声をかけたら起きるんじゃないか…というぐらい穏やかな寝顔の様でした」。それでも「お父さんに『顔を触ってあげて下さい』と言われて触れた時、冷たくて…」と涙し「今まで放心状態で、『友の死』を受け止め切れず泣く事すら出来なかった何かが全て崩れ、とめどもなく涙が溢れて来ました」と深い悲しみに襲われたことを告白した。

 それでも別れはしなければならず「悔いなく走り続けたやっくんに、『お疲れ様。よく頑張ったね。後の夢は、残ったみんなで受け継ぐからね』と言ってお別れをして来ました」とし「泣いて泣いて泣きまくったら、少しだけ落ち着きました」と続けた。

 最後は「目を閉じれば、やっくんの笑顔にも会えます。だから今日も、仲間と一緒に献杯」と桜塚さんを偲び「最後に、やっくんの盃を飲み干したとき…『芋さん、それ俺の!!』って、つっこまれた気がしました」と親友らしい弔意を表した。

 芋洗坂係長と桜塚さんはともに日本テレビ「エンタの神様」などで活躍した。

続きを表示

2013年10月8日のニュース