玉木宏&石原さとみ主演時代劇 亀山社長肝いり「フジ最大の勝負作」

[ 2013年10月8日 09:18 ]

映画「幕末高校生」でダブル主演する玉木宏、石原さとみ。玉木は勝海舟役、石原はタイムスリップした教師役

 玉木宏(33)と石原さとみ(26)が来夏公開の映画「幕末高校生」(監督李闘士男)でダブル主演する。94年にフジテレビで放送されたドラマのリメークで出演者を一新。玉木は勝海舟役、石原は現代からタイムスリップする高校教師役。ともに時代劇初主演となる。

 同局の亀山千広社長(57)が、映画事業局長時代に構想を立ち上げた新ジャンル「エンタテインメント時代劇」の第1作。時代劇を得意とする東映と「劔岳 点の記」(09年)以来のタッグを組む。現代的な軽妙さのある時代劇を目指しており、鈴木吉弘プロデューサーは「2014年のフジ最大の勝負作になる」とコメントしている。

 撮影は京都撮影所を中心に、彦根城や南禅寺などの国宝、重要文化財級の史跡や寺社仏閣で行われ、6月上旬にクランクアップした。玉木は「現代と幕末が融合し、とても面白い。自分も学生のころ、こういう物語に触れれば、もっと歴史の勉強に入りやすかったのでは」と苦笑い。石原は「勝海舟といえば威厳や貫禄があるイメージだけど、玉木さんのはキラキラしていて新しい。幕末もいいなと思ってもらえる作品にしたい」と意気込んでいる。

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2013年10月8日のニュース