堺雅人、次回作でも半沢意識!?「やられてなくてもやり返す」

[ 2013年10月3日 14:10 ]

フジテレビ系連続ドラマ「リーガルハイ」完成披露試写会&舞台あいさつに出席した堺雅人

 俳優の堺雅人(39)が3日、都内の映画館で行われたフジテレビ系主演ドラマ「リーガルハイ」(9日スタート、水曜後10・00)の完成披露試写会&舞台あいさつに、共演の新垣結衣(25)、「KAT-TUN」の田口淳之介(27)、岡田将生(24)、松平健(59)とともに登場した。

 堺にとっては人気作の続編というだけでなく、最終回平均42・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)の高視聴率を記録した大ヒットドラマ「半沢直樹」(TBS)の次に主演するドラマとなり、注目度は高い。登壇した堺は「銀行員時代に培ったすべてをこの作品で台無しにしたいと思います。前クールの番組を見いただいた方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」といきなり半沢を意識したあいさつで笑わせた。

 続編決定に「まずうれしかった」という堺だが、「マンネリにならないようになるべく楽をしないように考えていたが、本が非常に面白くて、楽をしようにもできない。新作ともいっていいぐらい、しんどい。創意工夫とか、全力を尽くすとかとはなるべく遠いところで、現状維持で省エネでいきたい」と独特の言い回しでPRした。

 前作同様、堺演じる敏腕弁護士・古美門研介はまくし立てるような早口のセリフが見どころ。かなりのパワーを使う役どころで「セリフを覚えるか、セリフをしゃべるかの毎日。必要以上に頑張らない、疲れますから。役以外ではしゃべらない。笑顔も見せないように。なるべくテンションを下げている」。続編としての辛さもある。「現場でスタッフさんが笑ってくれなくなった。頑張ったのに、シーンとなって傷つきました」と、笑いのハードルが前作より上がっていることに苦笑いを見せた。

 クランクインは8月下旬。「やられてなくてもやり返す。身に覚えのないやつにはやり返す。誰かれかまわず、八つ当たりだ!」という半沢の決めゼリフを連想とさせるセリフも用意されている。これには「あれはたまたま似た演出になったと監督とおっしゃってました」と不敵な笑みを浮かべた。

 12年4月クールで放送され、第1シリーズは最高14・5%(第8回)を記録した痛快法廷コメディーの続編。オンエア当時は録画再生率が高いことなどでも話題となり、「第50回ギャラクシー賞」を受賞するなど国内外で高い評価を得た。今回も変わり者で破天荒だけど、訴訟で負けたことがないという毒舌な敏腕弁護士・古美門が相棒の黛真知子(新垣結衣)とともに、トラブルや事件をめぐり、法廷で手腕を発揮していく。初回は30分拡大で放送される。

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