あまちゃん音楽担当・大友氏が秘話「潮騒のメモリー」にあの大物も!?

[ 2013年9月30日 13:25 ]

フジテレビ「笑っていいとも!」に出演した大友良英

 28日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で音楽を担当した作曲家の大友良英氏(54)が30日、フジテレビ「笑っていいとも!」(月~金曜正午)のテレフォンショッキングに生出演。同ドラマの秘話を明かした。

 「あまちゃん」ではオープニングテーマを始め、挿入歌「潮騒のメモリー」「暦の上ではディセンバー」などを作曲。4月の放送開始前には約100曲を準備していたが、その後もドラマと同時進行で制作は続き、最終的に手掛けた楽曲は300を超えたという。

 300曲の中で制作に一番苦労したのは、小泉今日子(47)が役名の天野春子名義で歌う「潮騒のメモリー」。脚本の宮藤官九郎氏(43)から「1986年に60万枚ヒットした曲を作って」と依頼を受けた時には「意味が分からない」と思ったという。最終的に大友氏は6曲の候補を制作し、「“山口百恵風”に作ったのもあったけど、瞬間的にボツになった」。80年代にアイドルとして活躍した小泉の意見や、同じNHKの大河ドラマ「八重の桜」のテーマ音楽を手掛けた坂本龍一(61)がスタジオにふらりと現れ、ピアノで即興で弾いたメロディーも取り入れて「潮騒…」が完成したという。

 また「暦の上ではディセンバー」は宮藤氏の「振り付けの関係で明日までに書いてください」との“無茶振り”を受けて急きょ3人がかりで作曲したことも告白。「宮藤くん無茶苦茶なんだよね」という司会のタモリ(68)に同調し、「無茶苦茶ですね」と苦笑いしていた。

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2013年9月30日のニュース