あまちゃんツイッター分析 震災の場面でつぶやき件数増加

[ 2013年9月28日 10:52 ]

 東日本大震災のシーンが視聴者の関心を引きつけた―。28日に放送が終了したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(全156回)。短文投稿サイト「ツイッター」でつぶやかれた件数を分析した結果、震災発生当日を描いた第133回を放送した今月2日の反応が突出して多かった。

 この回は、能年玲奈が演じたヒロイン、アキの友人の足立ユイが東京に向かう途中、北三陸鉄道の列車内で被災した場面を描いた。

 震災の発生を予感させる第132回を放送した8月31日につぶやき件数は急上昇。第133回のつぶやき件数は、放送が始まった4月1日の約5・7倍に達した。

 つぶやき件数は放送開始後、人気の高まりとともに緩やかな上昇曲線を描いて増加。4月に比べると6月は約2倍、8月は約4倍だった。薬師丸ひろ子が演じた女優が劇中歌「潮騒のメモリー」を歌った第153回の今月25日にも多くのファンがつぶやいた。調査はネット情報分析会社「ホットリンク」(東京)のシステムを活用した。

 また、ヤフーのリアルタイム検索によると、最終日の28日には、放送が終了した午前8時15分からの15分間に2万8千件以上のツイートが集中。同7~9時の2時間に約7万5千件のつぶやきがあり、関心の高さをうかがわせた。

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2013年9月28日のニュース