団十郎さん納骨式 海老蔵「少しは褒めてくれるんじゃ」

[ 2013年9月28日 06:00 ]

自宅前で取材に応じる市川海老蔵

 2月に死去した歌舞伎俳優の市川団十郎さん(享年66)の納骨式が27日、都内で営まれた。「成田屋」代々の墓所に新たな墓を建立。向かって右の墓石に俗名を添えて「十二代目團十郎 堀越夏雄」、「堀越家之墓」とある正面の墓石の裏には施主として長男市川海老蔵(35)の本名「堀越孝俊」の文字が刻まれた。

 午後3時すぎ、帰宅した海老蔵はスポニチ本紙の取材に応じ「納骨という大きな区切りを終えて、ひと安心した」と安どの表情。「いつも見守ってくださりありがたかった」とあらためて父の存在に感謝し「父だったら、今の私をどう見ているかと思う。怒っているのかな。それとも、少しは褒めてくれるんじゃないかな、と」と心境を明かした。

 参列者の間では、3月に誕生した長男勧玄(かんげん)君の話題で持ちきりになった。海老蔵によると「皆さんから非常に父(団十郎さん)に似ていると言われた。特に穏やかに笑うところに父の面影を感じる」とほほ笑んだ。長女麗禾(れいか)ちゃん(2)は風邪をひいて自宅で留守番をしていたという。

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