嵐 国立競技場6年目のラスト唱「卒業式のよう」

[ 2013年9月22日 09:22 ]

 「嵐」による国立競技場2日間公演「アラフェス2013」が21日、開幕した。国立競技場は20年の東京五輪に向け、来年から大規模な改修工事に入る予定で、6年連続開催となった同所公演は今回がラスト。二宮和也(30)は「6年生まで上がって迎えた卒業式のよう。感慨深い」と語った。

 櫻井翔(31)は約7万人のファンを前に「国立は夢のその先だと思っていた場所。こんなに夢の先を見せてくれてありがとう」と感謝。相葉雅紀(30)は「歴史ある国立で6年もできただけで幸せ。でも新しくなっても楽しい時間を過ごしたい」と、19年完成予定の新しい国立での公演に意欲を見せた。

 嵐が来年以降、この時期の公演を続けるかは未定。二宮は「(公演を)やめたくはない。僕らを呼んでくれる場所を募集したい」と続行に前向きな姿勢を見せた。

 現在の国立で開催されるコンサートもこれが最後になる予定。公演中盤には松本潤(30)が聖火台にレーザー光線を照射。五輪開幕時を思わせる炎をともす演出で観客を沸かせた。会場には日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長をはじめ、柔道の野村忠宏(38)水泳の北島康介(31)入江陵介(23)体操の田中理恵(26)重量挙げの三宅宏実(27)ら五輪選手の姿もあった。

 嵐のフェスティバルを意味する「アラフェス」は2年連続開催となり、ファンからのリクエスト曲を中心に構成。大野智(32)らそれぞれのメンバーが選曲と構成を手掛けたコーナーも設けられた。約3時間半、ファン投票でシングル曲1位になった「Endless Game」など40曲近くを歌い踊った。

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2013年9月22日のニュース