平均17・９歳　勝ち残ったのは「新しいＡＫＢ」　着々と世代交代へ

（前列左から）田野優花、阿部マリア、上枝恵美加、松井珠理奈、大場美奈、名取稚菜、菊地あやか（後列左から）鵜野みずき、古畑奈和、佐々木優佳里、藤江れいな、北原里英、大家志津香、土保瑞希

ＡＫＢ４８第４回じゃんけん大会

（9月18日 日本武道館）
　じゃんけん大会で勝ち残ったのは「新しいＡＫＢ」だった。１６人のうち選抜常連組は松井珠理奈と北原里英だけで初選抜入りが１０人。平均年齢は１７・９歳で、６月の選抜総選挙で選ばれた１６人の２１・４歳から３・５歳も若返った。

　１０月に発売される新曲のセンターは小嶋陽菜が務め、初期メンバーがフィーチャーされる形となったが、それ以降は一気に世代交代感が増す。

　しかも、センターは「次世代のエース候補」の珠理奈。島崎遥香が昨年この大会を勝ったことで今年の総選挙での躍進（１２位）につなげたように、エース獲得へのドラマが繰り広げられる。

　ＡＫＢは強運だ。総監督の高橋みなみは大会後「全て起きたことはガチです」と強調したが、誰よりも何よりもグループ自体に運の強さを感じる。