こじはる8年目で悲願センター 初期メンバーをフィーチャー

[ 2013年9月19日 06:00 ]

メンバーに初のセンターを祝福され笑顔の小嶋陽菜

AKB48第4回じゃんけん大会

(9月18日 日本武道館)
 じゃんけん大会前のステージでは、通算33作目のシングル「ハート・エレキ」(10月30日発売)が初披露された。小嶋陽菜(25)が初めてセンターを務める。

 総合格闘技の選手入場コールでおなじみの米女優レニー・ハートが次々と選抜メンバーを呼び込み、最前列に高橋みなみ(22)と大島優子(24)が並んだ。一瞬、ダブルセンターかと思わせたが、本当のセンターの位置はまだ空いていた。「センター・イズ…」に続いた名前は、なんと「ハルナ・コジマ」。先の総選挙で1位になった指原莉乃(20)でも大島でも渡辺麻友(19)でも島崎遥香(19)でもない想定外の名に客席からは「ウォーッ!」と歓声が起きた。

 新曲は60年代のGS風。小嶋の甘くて大人っぽい声が存分に生かされている。歌い終わって大島が「にゃんにゃん(小嶋の愛称)、センターだよ!」と呼びかけると小嶋は「何がどうしてこうなってしまったか私にも分からないけれど頑張ります」と笑顔を見せた。

 小嶋は05年10月、AKB48オープニングメンバーオーディションに合格。同年12月、秋葉原の劇場グランドオープンの舞台に立った。前田敦子、篠田麻里子、板野友美(22)が卒業した今、残る初期メンバーは小嶋、高橋、峯岸みなみ(20)の3人だけ。新曲ではこの3人がそろい、初期メンバーをあらためてフィーチャーする形となった。

 じゃんけんでは、千葉県船橋市の非公認ゆるキャラ「ふなっしー」にちなんだ「ふにゃんしー」の衣装で登場。3回戦で敗れたが「(新曲で)センターできるから大丈夫です。若い子たちに頑張ってほしい」と後輩たちにエールを送った。

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2013年9月19日のニュース