大和悠河 久々の男役挑戦「みんなキャーキャー言ってくれる」

[ 2013年9月13日 14:13 ]

ミュージカル「美少女戦士セーラームーン-ラ・レコンキスタ」公開舞台稽古を前に取材に応じた大久保聡美(左)と大和悠河

 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン―ラ・レコンキスタ」が13日、東京・渋谷のアイアシアタートーキョーにて開幕する。開幕を前に、主役の大久保聡美(17)らキャスト陣が公開舞台稽古を行った。

 1993年の初演以来、27作800を超える公演を重ねてきたミュージカル「美少女戦士セーラームーン」がシリーズ20周年記念プロジェクトの一つとして、8年ぶりに復活。主人公のセーラームーンこと月野うさぎを演じる大久保は、本作で本格的デビューを飾る新人。原作者の竹内直子氏(46)も審査員としてオーディションに参加して決定された5人のセーラー戦士たちは大久保のほか、松浦雅(18)、七木奏音(16)、高橋ユウ(22)、坂田しおり(22)といったフレッシュな面々が演じる。

 初日公演を前に、「キラキラでワクワクしてます。このまま漫画にもぐり込みたい」とテンションを上げた大久保。「緊張しているんですけど、素晴らしい舞台にできるように頑張ってます。来てくれなかったら、“月に代わってお仕置きよ!”」と決めゼリフでPRした。

 09年に宝塚歌劇団を退団した元男役トップスターで女優の大和悠河(36)がタキシード仮面役で出演。宝塚退団後初の男役に挑戦する大和は「4年ぶりなんですけど、宝塚時代の男役をさらに進化させてやっている。宝塚時代にタキシードはごまんと着てたんですが、こんなマントの付いたマンガと同じようなタキシードを着させてもらって、“地場衛”として絶対にうさぎを守ります」。

 シリーズで初めてオール女性キャストでの公演となるが、大和は「みんながキャーキャー言ってくれるので、すごく新鮮です。私はずっと宝塚にいたので、女子が多いほうが落ち着く感じがします。女子高のノリで楽しくやっています」と笑顔を見せた。

 主題歌「ムーンライト伝説」はももいろクローバーZのリアレンジ版。公演は23日まで。21日、22日、千秋楽にニコニコ動画の生中継される公演を視聴できるネットチケットも発売されている。

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