渡辺謙VIP待遇ベネチア入り ボートで乗り付け

[ 2013年9月7日 06:00 ]

ベネチア国際映画祭でボートで会見場に入る(左から)渡辺謙、柳楽優弥、柄本明、李相日監督

 俳優の渡辺謙(53)がVIP待遇で第70回ベネチア国際映画祭入りした。イタリアで開催中の同映画祭で6日、特別招待作品に選ばれた主演映画「許されざる者」(監督李相日、13日公開)の記者会見が行われ、渡辺ら出演陣は会見場のある建物までボートで乗り付けた。

 水の都ならではの演出だが、主催者側から許可が下りるのは現地でも高い人気を誇るハリウッド俳優らに対してのみ。今回の映画祭では米映画「ゼロ・グラビティ」主演のジョージ・クルーニー(52)サンドラ・ブロック(49)、米映画「アンダーザスキン」主演のスカーレット・ヨハンソン(28)が行った。

 出席したのは渡辺のほか、共演の柄本明(64)柳楽優弥(23)李監督の4人。ボートが桟橋に到着すると、集まった各国メディアからは「KEN!KEN!」と視線を求める声がかかった。渡辺は同映画祭初参加。「何をやらかしてくれるんだという好奇心を感じる」と感想。妻で女優の南果歩(49)を同伴し「支えてくれている人を大事にしなきゃいけない。日本の映画界も照れずにこういうことをやってほしい」と強調。同じく妻の角替和枝(58)を伴った柄本も「日本の俳優はどうしても恥ずかしがる。マネするといいね」と賛同した。

 その後、4人は会見に出席。柳楽優弥(23)は「大先輩と共演し、“世界のユウヤヤギラ”と言われたいと思った」と語り会場を沸かせた。

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