「パズドラ」3DS版は課金なし「子どもが安心して遊べるように」

[ 2013年8月27日 16:52 ]

「パズドラZ」緊急発表会に出席した(左から)山本大介プロデューサー、作曲家の伊藤賢治、中川翔子、森下一喜社長

 大人気スマートフォン向けゲーム「パズルアンドドラゴンズ」の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」用ソフト版「パズドラZ」が12月12日に発売される。都内で会見を開いた発売元の「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」の森下一喜社長は移植の狙いを「スマホが持てないお子様にゲームの原体験を感じて欲しい」と説明し、クリスマス商戦に向け100万本の販売目標を掲げた。

 通称「パズドラ」は、パズルゲームと謎解きの要素を組み合わせたスマートフォン向けゲームとして昨年2月に配信開始。手軽な操作と奥行きのあるストーリが受けて幅広い世代で大ヒット、国内だけで累計1800万ダウンロードを突破した。

 しかし、2011年の開発段階から「3DS」での販売は考えられていたという。森下社長は「小さな子どもでも遊べるように、直感で(そう思った)」と述懐。スマホ版で大きな収益となるアイテム課金については、一切やらない方針を明言した。山本大介プロデューサーは「子どもに安心して遊んで欲しいのが今回のコンセプト。パッケージ買い切りで遊んでいただける」と強調した。

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2013年8月27日のニュース