綾瀬八重 明治のウエディングドレス姿 “オダ襄”と結婚

[ 2013年8月19日 06:00 ]

NHK「八重の桜」で結婚式のシーンを撮影した綾瀬はるか、オダギリジョー

 女優の綾瀬はるか(28)がこのほど、NHK大河ドラマ「八重の桜」(日曜後8・00)で結婚式のシーンを撮影した。主人公の八重が、同志社英学校(現同志社大学)を創立した新島襄(オダギリジョー)と再婚する場面。11日の放送からスタートした「京都編」の見どころの一つで、第36回「同志の誓い」(9月8日)で放送される。

 故郷の会津を離れ、会津藩士だった前夫、川崎尚之助と離婚。兄を頼って移った京都で新島と出会い、新たな道を進んで行く。その生き方から新島に「ハンサムウーマン」と呼ばれた役どころにふさわしく、白いウエディングドレス姿。注目のシーンに綾瀬は凜(りん)としたたたずまいで臨んだ。

 カメラが回ると2人の新たな 門出となるシーンにふさわしい厳かな雰囲気が漂い、「ジョー」「八重さん」と名前を呼び合うなど、当時では風変わりに見えた夫婦の第一歩を演じた。

 綾瀬は「実際のエピソードを通して描く夫婦像が、これからの見どころになっていきます。男尊女卑の時代に、平等で対等、男女関係なく良きパートナーとして歩いていく、ユニークで力強い夫婦の姿を楽しんで見ていただけたらと思います」と気持ちを込めた。

 オダギリは「少し頼りない一面もある襄が、男性よりも力強くて信頼できる八重さんに引っ張ってもらう、そういう夫婦像も悪くないかな、と思います」と話し、すでにベストパートナーの雰囲気をのぞかせていた。

 エグゼクティブ・プロデューサー、内藤愼介氏は「今の時代にこそ共感される理想的な男女の関係かもしれません」と話している。

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