月組新人公演 山内和宏氏次女・暁千星 大役抜てき

[ 2013年7月31日 08:09 ]

月組新人公演で怪盗ルパンにふんした珠城りょう(右)と相手役の咲妃みゆ(C)宝塚歌劇団

 宝塚月組ミュージカル「ルパン」新人公演が30日、宝塚大劇場で開かれた。

 本公演で龍真咲が演じている主演のルパンに扮したのは入団6年目の期待のホープ、珠城(たまき)りょう。怪盗ルパンのトレードマークである黒のシルクハットにマントといったスタイルで格好よく登場。新人公演主演は4度目とあって新人らしからぬスターオーラで熱演。相手役の咲妃(さきひ)みゆも、かれんななかにも芯の通った演技で大物ぶりを発揮した。終演後の囲み会見で珠城は「私なりのルパンが演じられたとは思いますが、セリフや歌の量が膨大で、ちゃんとできるかどうか不安でした。終わってほっとしています」と笑顔で話していた。

 一方、元南海ホークスのエース山内和宏氏(55)の次女、暁千星(あかつき・ちせい)も、組配属後初の新人公演で大役に大抜てき。

 ルパンを追い詰めるガニマール警部役で、コミカルな演技も必要な難役だったが、入団2年目とは思えない舞台度胸で客席から笑いをとるなど、大器の片りんをうかがわせていた。

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2013年7月31日のニュース