しずちゃん涙の弔辞「大好きです」 梅津さんテンカウント出棺

[ 2013年7月29日 13:05 ]

トレーナー梅津正彦氏の葬儀・告別式に参列し、会場を後にするアマチュアボクシング女子の山崎静代

 お笑いコンビ、南海キャンディーズのしずちゃんことアマチュアボクシング女子の山崎静代(34)=よしもとクリエイティブエージェンシー=をトレーナーとして指導し、23日に44歳で死去した梅津正彦氏の葬儀・告別式が29日、東京都港区の増上寺光摂殿で営まれ、雨の中集まった約300人の参列者が最後の別れを告げた。

 山崎は生前に梅津氏とともに記した練習ノートに弔辞をしたため「梅津さんが大好きです。練習ノートの交換日記に書く最後のページです。一生のうちにこんなにも深い絆でつながれた出会いは、もうないと思います」と涙を流して読み上げた。ひつぎは山崎らの手によって霊きゅう車へ運ばれ、テンカウントのゴングとともに出棺された。

 2008年に山崎が主演したNHKドラマ「乙女のパンチ」で、梅津氏が演技指導したのがきっかけで、二人三脚でロンドン五輪出場を目指した。昨年2月に皮膚がんが判明した後も、世界選手権に同行するなど闘病を続けながら指導した。

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