坂口杏里 母の死から4カ月 義父・尾崎健夫とのわだかまり解ける

[ 2013年7月26日 22:05 ]

TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」に出演した坂口杏里

 3月に死去した女優・坂口良子さん(享年57)の夫でプロゴルファーの尾崎健夫(59)と坂口さんの長女でタレントの坂口杏里(22)が26日、TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」に出演した。

 杏里は坂口さんが亡くなる直前まで詳しい病状を知らず、尾崎も坂口さんの最期について知らせていなかったことを互いに手紙につづり告白。杏里は「何も(坂口さんに)出来ていなくて。正直な気持ちは伝えてもらえていなかった。悔しかったり、寂しかったり」と番組冒頭ではわだかまりもにじませていた。

 尾崎は坂口さんが末期のがんだったことを本人にも杏里にも伝えなかったことを「わたしがやった大罪」と悔いた。さらに坂口さんが病を患ってからも杏里のために仕事に尽力したことにも触れ、「杏里が伸びているときだったから、そのときはママにとって一番幸せだったかな」と振り返った。

 亡くなる数日前からこん睡状態だった坂口さんが、臨終の直前に杏里へ「家族っていいな」と口にしたという。「(杏里以外は)誰も聞いていないんですけど、はっきり言っていましたね」と杏里は涙ながらに話した。

 番組冒頭では亡くなる直前まで病状を知らされていなかったことに不満も見せていた杏里は、尾崎の献身的な姿勢を知り「たぶん前もって知っていても、わたしなんか何もできなかったと思うんですよ」「(当時は)すごく責めたけど、今はもう(尾崎に)いてくれてありがとうって気持ちしか心にないです」と晴れ晴れとした表情で話した。

続きを表示

2013年7月26日のニュース