由紀さおり ロスの世界最大級野外ステージで熱唱、握手会に大行列

[ 2013年7月25日 09:15 ]

共演の「ピンク・マルティーニ」リーダーのトーマスにキスされ笑顔の由紀さおり

 歌手の由紀さおり(64)がこのほど、米ロサンゼルスにある世界最大級の野外音楽堂「ハリウッド・ボウル」で歌った。

 同所はザ・ビートルズやドアーズらの名演で知られる場所。世界的ヒットアルバム「1969」で共演した米ジャズ楽団「ピンク・マルティーニ」の公演にゲスト出演し、実現した。

 現地時間19~21の3日間連続で中盤に登場した由紀は「夕月」「パフ」などを披露。1万7000人の現地ファンは、世界的スタンダードナンバーの「パフ」で大合唱となり盛り上がった。終了後は握手会があり、約400人の長蛇の列ができた。

 ピンク・マルティーニのリーダー、トーマス・ローダーデールは「彼女の声の素晴らしさ、ステージ上での存在感、かわいらしさに全ての観客がとりこになっていた」と称賛。24日に帰国した由紀は「自分の歌手人生の中でこれほど大規模な野外公演は初めて。物凄いエネルギーとそれに負けないように歌うことにだいご味を感じました」と興奮冷めやらぬ様子だった。70年に発表した曲「生きがい」が、9月13日公開の米映画「ウルヴァリン:SAMURAI」の劇中挿入歌に決まり、こちらも話題になりそうだ。

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