ハリポタ作者の探偵小説 “正体”分かり人気爆発

[ 2013年7月17日 07:49 ]

 世界中で大ヒットした小説「ハリー・ポッター」の作者J・K・ローリングさんが新人作家を装い別のペンネームで書いた探偵小説が“真の作者”の発覚以来、インターネット通販で1位となるなど爆発的に売れている。

 今月14日に英紙の報道で明らかになる前に売れたのは計約1500部。しかし、発覚後にはインターネット通販大手アマゾンの米英両国のサイトでトップとなった。

 米メディアによると、品薄の状況が続いており、出版社は30万部の増刷を決定。別名でのサインが入った初版本には、ネット競売で千ドル(約10万円)を超える入札があるなど、高い関心を呼んでいる。

 ローリングさんは、今回使用した「ロバート・ガルブレイス」名義で、来年続編を出版することも検討しているという。

 この探偵小説は「The Cuckoo’s Calling(ザ・クックーズ・コーリング)」と題され、今年4月に発売された。(共同)

続きを表示

2013年7月17日のニュース