「あまちゃん」“アメ女”歌声の正体は「ベイビーレイズ」

[ 2013年7月9日 07:07 ]

NHK「あまちゃん」の挿入歌を歌っていた「ベイビーレイズ」

 平均視聴率20%超を連発しているNHK連続テレビ小説「あまちゃん」に登場する架空のアイドル集団「アメ横女学園芸能コース」(通称アメ女)の楽曲「暦の上ではディセンバー」の歌い手が8日、明らかになった。

 劇中のアメ女はAKB48のように国民的なアイドル集団という位置づけ。足立梨花(20)や水瀬いのり(17)ら若手女優がメンバー役を演じているが、歌声の正体は5人組アイドルグループ「ベイビーレイズ」。8月10日の野外音楽イベント「サマーソニック」にも出演する注目株で、同21日に「ベイビーレイズ」名義でCDを発売することも決まった。

 先月下旬から始まったドラマの「東京編」からアメ女が登場し、挿入歌として同曲も繰り返し流れている。メロディーは爽やかでポップなアイドルソング。脚本を手掛けた宮藤官九郎氏(42)が詞を書き下ろし「暦の上ではディセンバー でもハートはサバイバー」「上野から御徒町に棲息 絶滅危惧種 下町アイドル」などとドラマの世界観が反映されている。

 先月29日から配信大手「レコチョク」で配信され、初日に1位を獲得。「iTunes」でも今月2日から配信が始まり、一時1位を複数回記録し、関心の高さを裏付けた。

 リーダーの傳谷英里香(17)は「CD化のお話を聞いた時、じぇじぇじぇ!と思いました!」と驚き顔。大矢梨華子(16)は「あまちゃんのようにたくさんの方に愛されるように歌っていきたい」と喜んでいる。

続きを表示

2013年7月9日のニュース