桑田佳祐に市民栄誉賞へ 「茅ケ崎の知名度上げた」と市長

[ 2013年7月4日 16:50 ]

 活動再開を公表したサザンオールスターズの桑田佳祐(57)に出身地である神奈川県茅ケ崎市の「市民栄誉賞」を贈ろうと、同市内に住む同級生らが4日、服部信明市長に推薦書を手渡した。有識者による審査委員会を経て、約1カ月で贈呈が決まる見通し。

 服部市長は「(サザンは)幅広い年代から人気を集め、茅ケ崎を国内外に発信して知名度を上げてくれた。思いを受け止めたい」と応えた。茅ケ崎商工会議所の田中賢三会頭は「『チャコの海岸物語』など多くのヒット曲で茅ケ崎の地名を使い、地元経済に貢献した。ぜひ授与を」と訴えた。

 栄誉賞贈呈の動きはデビュー35周年を記念して同級生らが発案、先月末に贈る会を発足させた。

 サザンは8~9月にかけて全国5カ所9公演の野外スタジアムツアーを予定。桑田と小中学校の同級生で、贈る会発起人の大久保義雄さん(57)は「ぜひとも地元茅ケ崎のライブの場で、市民栄誉賞贈呈を実現させたい」と話した。

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2013年7月4日のニュース