NMB卒業の日…福本愛菜、イジられ放題の“船出”

[ 2013年7月2日 08:29 ]

卒業公演を行った福本愛菜(右)

 NMB48の福本愛菜(20)が1日、大阪・難波のNMB48劇場でラスト公演に臨み、卒業した。2日付で、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。バラエティーに活動の場を移す福本らしく、山本彩(19)らメンバーにイジられ放題の笑いに包まれた船出となった。

 11年元日のデビューから立ち続けたステージで、代名詞の「あいにゃん波動砲」を発射し、2年半のアイドル生活に別れを告げた。「最後まで一曲一曲、思いを込めて歌いたい」と決意表明。白間美瑠(15)らが目を潤ませているのとは対照的に「これまでで一番印象に残るものにしたい」と明るく振る舞った。

 終盤には「明日から支えてくれたメンバーと離れ1人になっちゃうのは寂しい」と声を詰まらせる場面もあったが、すぐに笑顔に。山本からは、卒業後に劇場内の通路に飾られるネームプレートをおでこに貼られ、贈呈された色紙の写真にはマジックで鼻毛を書かれるイタズラを受け、「まだアイドルやから、かわいく終わりたいんやけど!」と必死になって場内を笑わせた。

 福本は10年、1期生オーディションに合格。デビュー曲「絶滅黒髪少女」から6作連続選抜入りし、昨年のAKB総選挙では山本、渡辺美優紀(19)に続くNMB3番手の43位にランクイン。同年の大阪マラソンでは4時間8分45秒で完走するなど活躍し、今年2月に卒業を発表していた。

 AKBグループを離れ、今後は恋愛禁止のルールも解除されるが「今は仕事でいっぱい、いっぱい。考えられません」と即答。新たなスタートへ、「ビッグなタレントになってNMBと共演するのが夢です」と期待に胸を膨らませていた。

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2013年7月2日のニュース