西野カナ 9・4初ベスト発売!30通りの「LOVE」

[ 2013年7月2日 06:00 ]

初のベスト盤を2枚同時発売する西野カナ

 デビュー5周年を迎えた歌手西野カナ(24)が9月4日に初のベスト盤を発売する。タイトルは「Love Collection」で、「ピンク」と「ミント」の2作に分けて同時発売。08年のデビュー曲「I」から先月発売した「Believe」まで、全20作のシングルの表題曲21曲をすべて収録(「Dear…/MAYBE」は両A面シングル)。アルバム曲4曲、新曲5曲を加え、2枚で計30曲となる。

 10~20代を中心にカリスマ的な人気を誇る“着うたの女王”らしく、新曲以外の25曲の総配信数は延べ計3500万ダウンロード。このうち14曲は、配信サイト「レコチョク」の着うたフル週間ランキングで1位を獲得している。

 西野は「私なりに表現してきたさまざまな“Love”がたくさん詰まったアルバム」と説明。どの曲も恋愛を歌っている。十八番は悲しい恋がテーマの“泣き歌”だが、「聴いてくださる皆さんの心の中に、いつまでもいろんなLoveの色がキラキラ輝きますように」とファンの恋愛成就を願っている。

 副題に付けた色は「LOVEのイメージカラー」だという。ピンクは愛する気持ちの甘さや可愛らしさ、ミントは愛する相手を思いやる気持ちの優しさや安心感を、それぞれ表している。

 10年に発売したアルバム「to LOVE」は95万枚を出荷するなど、CD作品も好調。平成生まれのソロシンガーとしては一番の結果を残しており、レコード会社関係者は「“着うた世代”と呼ばれる若者だけでなく、幅広い世代に支持された楽曲を集めたベスト盤」と話している。

 ◆西野 カナ(にしの・かな)本名非公表。1989年(平元)3月18日、三重県生まれ。16歳時に4万人が受けたオーディションを勝ち抜き、ソニーと契約。08年2月デビュー。10年から3年連続でNHK紅白歌合戦出場。

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2013年7月2日のニュース