真木よう子「泣いちゃった」 主演作がモスクワ映画祭で特別賞 

[ 2013年6月30日 07:59 ]

モスクワ国際映画祭の閉幕式に出席した(左から)俳優の大西信満、主演女優の真木よう子、大森立嗣監督

 第35回モスクワ国際映画祭で29日、審査員特別賞を獲得した大森立嗣監督の「さよなら渓谷」について、審査員団は「人間関係への深い理解と洗練された演出」を授賞理由に挙げた。監督は記者団に「僕の映画はいつも賛否が激しいけど、やってきたことは間違っていなかった。俳優たちが認められた」と喜びを語った。

 主演女優の真木よう子(30)は「すごく良いチームで(作品を)作り上げた。こういうチームが日本映画にあるなら、私は一生女優を辞めたくないと思わせてくれた」と話し、受賞の瞬間は「泣いちゃった」と明かした。

 真木の夫役の俳優、大西信満(37)は「セリフではなく、表情やたたずまいで見せる作品。ぼくと真木さんの2人の間の空気が外国の方に伝わってうれしい」と述べた。(共同)

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