おからで満腹ダイエット　現役モデルがキャバ嬢に料理伝授

現役キャバクラ嬢におから料理を教える家村マリエ（右）

　「私たちにもできた！」。ダイエット食材として若い女性を中心に人気の高いおからの料理法を知ってもらおうと、全国豆腐連合会から「おから親善大使」に任命されている現役モデルの家村マリエ（２６）が２５日、大阪府や兵庫県で働く平均年齢２３歳の現役キャバクラ嬢６人に簡単でヘルシー、かつ満腹感を得られるおから料理を伝授した。

　営業時さながらの盛り髪に、おそろいのエプロン姿のキャバクラ嬢たちは、おからを使ったハンバーグやからあげに挑戦。家村の指導を受けて「かんた～ん」と言いながら、手際よく料理を完成させた。お待ちかねの試食では「おいしいし、ボリュームもある」と笑みがこぼれた。

　家村がおからの魅力に気付いたのは女性誌の読者モデルをしていた２１歳のとき。周りのモデルのスタイルを見てコンプレックスを感じ、下剤や断食を試みたが体調を崩し、見かねた母親が勧めたのがおからだった。

　今では「おからを使って作れないものはない」と胸を張る家村。レシピ本などの執筆を通じて「もっとおからの魅力を伝えたい」と話した。