山岸舞彩へのセクハラ 日テレ社長、事実関係は「コメントできない」

[ 2013年6月24日 15:56 ]

今月3日のイベントで「セクハラを受けた認識がなかった」と話した山岸舞彩

 日本テレビは24日、東京・汐留の同局で定例社長会見を行い、大久保好男社長が「NEWS ZERO」(月~木曜後10・54、金曜後11・58)のキャスター、山岸舞彩(26)へのセクハラ問題について言及した。

 騒動後初めての定例会見で、 大久保社長は「会社として状況、事実関係は把握しています。それに基づいて適切に対応しています」と説明した。

 5月31日の放送を最後に、同番組の男性プロデューサーが更迭された。関係者によると、プロデューサーは山岸のほか、同番組の複数の女性スタッフに2人きりで会うように求めるメールを送り、付きまとうなどしたというが、山岸本人は今月3日のイベントで「私自身はセクハラを受けた認識がなかった」と発言した。

 社長は、セクハラが事実だったかについて「何をもって事実と言ってるのか。私としてはコメントできない。セクハラだって書かれてる方が公の場で“セクハラだと考えていない”と言っている」。また、この件で視聴者から問い合わせや苦情が寄せられたが、詳細は公表できないという。

 日本テレビで働く社員、関連会社、制作会社には「日テレ・ホイッスル」という窓口があり「どの会社でもやっているようなセクシャルハラスメントへの対応」(社長)を行っている。セクハラ等、就業規則違反行為を 封書やメールで訴えることができるという。

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2013年6月24日のニュース