中村勘九郎 次男「のりちゃん」初宮参り「幸せです」

[ 2013年6月23日 06:00 ]

次男・哲之君を抱いた前田愛(左)と長男・七緒八君を抱いた中村勘九郎

 5月22日に誕生した歌舞伎俳優中村勘九郎(31)と女優前田愛(29)夫妻の第2子となる次男、哲之(のりゆき)ちゃんの初宮参りが22日、東京都台東区の浅草神社で行われた。

 参拝後に勘九郎は、前田と哲之ちゃん、長男の七緒八(なおや)ちゃん(2)を見つめながら、「楽しいというか、幸せです」と笑顔で語った。

 七緒八ちゃんの初宮参りも同神社で11年4月に行われた。その時には、昨年12月に死去した父、中村勘三郎さん(享年57)も出席して七緒八ちゃんの頬にキスをして大喜びしていただけに、「思い出されますね。不思議な感じです」としみじみと振り返った。

 哲之ちゃんの「哲」の字は勘三郎さんの本名「波野哲明(のりあき)」の名前から一文字もらったもの。哲之ちゃん誕生後に行った会見で、勘九郎は「(勘三郎さんと同じ愛称の)“のりちゃん”と呼ぶのは、父を呼ぶようで微妙なんですが…」と話していたが、この日は七緒八ちゃんのおかげで問題が解決したことを明かした。

 前田が「七緒八がすぐに“のり”って呼んでくれてうれしかった」と話し、勘九郎が「それで僕たちも呼びやすくなりました」と続けた。そのため、今では「のりゆき」のほかに「のり」と愛情を込めて呼んでいるという。

 報道陣が“立役者”の七緒八ちゃんに「おじいちゃん(勘三郎さん)はここに来ているかな?」と聞くと、七緒八ちゃんが「ジイジ…」と言った後で天井を見上げたため、勘九郎は「来てるんですかね」とうれしそうに笑った。そして「(子供たちは)元気に育ってほしい。それを父にも見守ってほしい」と祈るように語った。

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2013年6月23日のニュース