瑛太「最高の離婚」で演技賞受賞 過酷撮影で「背骨にゆがみが…」

[ 2013年6月21日 19:06 ]

ドラマ「最高の離婚」で「第39回放送文化基金賞」演技賞を受賞し、贈呈式に出席した瑛太

 俳優の瑛太(30)が21日、都内で行われた「第39回放送文化基金賞」の贈呈式に出席。主演したドラマ「最高の離婚」がテレビドラマ番組賞、自身は演技賞を受賞し、「素晴らしい作品を創りだした脚本の坂元裕二さん、プロデューサー、共演者の皆さんの力があってのこと」と喜びを語った。

 同ドラマで妻に離婚を切り出される弱気で神経質な夫・光生(みつお)の演技が高く評価された瑛太は、長ぜりふに苦しんだ撮影を振り返り、「中盤ぐらいから体の不調が表れてどうしたら良いのか分からなくなった」と苦笑いで告白。整体師に助けを求めたが、「手や肩の緊張感がありすぎる。骨盤と背骨がゆがみきっている。あなたは何をやっているの」と指摘され、「みつおをやっています、と言ったところポカンとされました。そんなことを思い出しました」と話し、笑わせた。

 共演の女優・尾野真千子(31)も同じく演技賞を受賞し、ビデオメッセージで「これからも自分らしく色んな役を皆様の力を借りて、お芝居を続けていきたい」と喜びの言葉を寄せた。

 また52作品がエントリーした同部門の本賞を同じフジテレビドラマの「リーガル・ハイ」が受賞。脚本家の古沢良太氏が壇上に上がり、「社会派のドラマと間違った評価を一部でされている。ふざけてみんなで楽しんで作った。そういうものがドラマのワクワクする楽しさとして皆さんに評価していただいた、そうならば凄くうれしいです」とあいさつした。

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2013年6月21日のニュース