松下奈緒が女将役「鴨、京都へ行く。」 最終回で有終12・2%

[ 2013年6月19日 10:12 ]

フジテレビ系連続ドラマ「鴨、京都へ行く。」で老舗旅館の女将を演じた松下奈緒

 松下奈緒(28)主演のフジテレビ系連続ドラマ「鴨、京都へ行く。~老舗旅館の女将日記~」(火曜後9・00)の最終回が18日に放送され、平均視聴率が12・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。

 初回は11・1%とまずまずのスタートを切るも、その後も10%割れが続き、第9話には6・8%と落ち込んでいた。最終回までの2回で5・4ポイントも急上昇し、最終回で有終の美を飾った。全11話の平均は9・8%だった。

 財務省キャリア官僚だった主人公・上羽鴨(松下)が母親の急死で、京都にある老舗旅館「上羽や」の女将に転身し、実家の経営立て直しに奮闘する物語。同局の現代劇の連続ドラマでは初の試みとなるオール京都ロケを敢行する意欲作で、松下は2011年1月クールの「CONTROL~犯罪心理捜査~」以来、約2年ぶりの同枠ドラマでの主演だった。

 共演には、買収のプロとして現れる計算高い外資系コンサルの金融マン・衣川役の椎名桔平(48)、ライバル旅館の女将・鈴風役の若村麻由美(46)ら。他にも、主人公が女将となる「上羽や」の中居たちにはかたせ梨乃(56)、堀内敬子(42)らには豪華な面々がそろった。

 最終回は、上羽やの債権を買い取った梅垣屋の鈴風は鴨に上羽やは一度閉め、女将や従業員はそのままに梅垣屋別館として営業する計画であることを告げる。釈然としないながらも、衣川からも鈴風の提案が最善策だと言われてしまう。事情を知り、上羽やを訪れた仲代(松平健・59)は名前が変わっても、自分は通い続けると約束する。そんな中、鞠子(かたせ)は上羽やの名前が変わる前に、迎えたい客のリストを鴨に渡し、世話になった客たちを無料で宿泊させることにし…という展開だった。

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2013年6月19日のニュース