宇多田“歌声”披露「長く歌いたいので、喉の管理、気を付けたい」

[ 2013年6月18日 23:25 ]

 5月21日にオンエアされる予定だったものの、パーソナリティーを務める歌手の宇多田ヒカル(30)が扁桃腺炎を患ったため延期されたInterFM「KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru」(毎月第3火曜後10・00)の第2回が18日夜、放送された。

 2010年末から活動休止中の宇多田が日々の生活の中で出合った音楽を紹介する1時間。自宅で収録し、オープニングテーマ、選曲、編集などを1人で行うことも話題になっている。

 この夜は女性ボーカルの“声”を特集。幼少の頃に母(藤圭子)から「ヒカルの声は素晴らしいわ。シャーデー(54)みたいに、と言われて以来のファン」という英国の女性ボーカルによる「I WILL BE YOUR FRIEND」を紹介。

 Cocco(36)の「遺書」を流した際には曲の最後の「ララララララ」を思わずマネして歌う一幕も。「カラオケで絶対歌うナンバーです」と上機嫌だった。

 また、自身の声は「しゃべり声も歌声もあまり好きじゃなくて」というが、昨年11月に2年ぶりの新曲「桜流し」を発表した時に「周りに声が変わったね、低い部分が出てる、ちょっと大人っぽくなったと言われたのがうれしくて。自分の声が前より好きになったのね。恐縮なんですが」と言いながら、同曲もオンエアした。

 さらに「声の特集」にもかかわらず、友人で尊敬する庄司紗矢香(30)によるバイオリン曲「レーガー:前奏曲とフーガ ト短調Op.117-2」を「歌を聴いているような感覚を覚える」と紹介するなど、センスの違いを披露した。

 最後は、声帯ポリープのため休養中のアイスランドの歌姫ビョーク(47)の「UNISON」を紹介。現在、活動休止中の宇多田だが「私もこれからも長らく歌っていきたいので、体調管理とか喉の管理、気を付けていきたいと思います」と語っていた。

【この日のプレーリスト】
MAHALIA JACKSON「AMAZING GRACE」
SADE「I WILL BE YOUR FRIEND」
THIS MORTAL COIL「SONG TO SIREN」
Cocco「遺書」
P.J.HARVEY「DOWN BY THE WATER」
宇多田ヒカル「桜流し」
庄司紗矢香「レーガー:前奏曲とフーガ ト短調Op.117-2」
CASSANDRA WILSON「YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS」
BJORK「UNISON」

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2013年6月18日のニュース