「猫」元ギタリスト御守孝明がディズニー映画CMでおじいさん役

[ 2013年6月18日 10:07 ]

70年代の人気フォークバンド「猫」

 ディズニー映画「モンスターズ・ユニバーシティ」(監督ダン・スキャンロン、7月6日公開)の関西限定CMが、18日から放送される。

 同作は、大ヒット作「モンスターズ・インク」(02年公開)の人気キャラ、マイクとサリーの名コンビが最強の“怖がらせ屋”になる前の物語。今回のCMでは、マイクとサリーが関西では初めて人間と共演した。そのお相手は“女の子とおじいさん”。おじいさん役は、「雪」などのヒットで知られる70年代の人気フォークバンド「猫」の元ギタリスト・御守孝明(63)が務めた。

 御守と旧知の仲である同CMの監督が、「ランニングシャツが似合う細身の年配男性という条件にぴったり」と起用した。御守は、現在も弾き語りなどソロで音楽活動を続けており、神戸市内のライブカフェ「Ommori」も経営。今回の抜てきに、「ディズニーといえば、ミッキーやドナルドなど僕らの世代でもなじみ深い。お話をもらったときは本当にうれしかった」という。

 CMの内容は、ラジオ体操をしている女の子とおじいさんの隣にいるサリー、流しそうめんを食べている女の子の隣にいるマイクなどの3種類で、公開時期に合わせた夏らしい映像が展開される。御守は、「セリフがない中、動きだけで表現するのはなかなか難しかった」と振り返ったが、「おじいちゃんと孫のほのぼのした雰囲気が伝われば」とアピールしていた。

 ▽「猫」 吉田拓郎のバックバンドを務めた後、1972年にメジャーデビューしたフォークグループ。「雪」「地下鉄にのって」「各駅停車」などでラジオのヒットチャートの常連となる。75年に解散。04年に常富喜雄、内山修、新井武士で再結成される。

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2013年6月18日のニュース