AKBの常識覆した ぱるる 初の選抜入りのワケは“塩対応”

[ 2013年6月9日 08:03 ]

12位の島崎遥香

AKB48第5回選抜総選挙

(6月8日 日産スタジアム)
 昨年のじゃんけん大会で優勝した島崎遥香(19)は自身最高の12位。昨年の23位からジャンプアップし、次世代のエース候補が初の16位入りを果たした。

 両目いっぱいに涙をため、「これからのAKBの支えに、力になれたらいいなと思います」とシンプルに短くあいさつ。他のメンバーが悲喜こもごもの思いを冗舌に語ったのとは対照的。あまりの短さに司会の徳光和夫氏が「もうちょっと言いたいことがあるのでは…」と問いかけ、さらに「ない?」と念を押すと、島崎は首を縦に振った。

 握手会人気が総選挙の票につながるとされる、AKBの常識を覆す躍進。そっけない対応は“塩対応”と呼ばれ、“握手会の女王”と呼ばれる大島や柏木らとは違う。そのアイドルらしからぬマイペースぶりは、同性からの支持も集めている。先月5日のイベントでは「センター狙ってない」と公言。この潔さが、頂点を極めた国民的アイドルに新たな味付けを加えていく。

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2013年6月9日のニュース