長野市民会館の「芸術監督」に久石譲さん

[ 2013年5月28日 16:14 ]

 長野市が建て替えを進めている市民会館の「芸術監督」に、長野県出身の作曲家久石譲さんが内定した。会館が主催するコンサートなどの企画や制作、演出に携わる。市が28日発表した。

 市によると、久石さんは「年数回は自分が出演するプログラムを作り、町中に音楽があふれるようなイベントにも取り組みたい」と話している。具体的な活動内容や任期は今後詰める。市民会館は2015年完成予定。

 記者会見した鷲沢正一市長は、久石さんの音楽がスタジオジブリのアニメ映画などを通して幅広い世代になじみがあることを挙げ、「最適な方が引き受けてくれた。市の文化力を向上させてほしい」と期待を込めた。

 久石さんは長野県中野市出身。1998年の長野冬季パラリンピックでは総合演出を手がけた。

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2013年5月28日のニュース