笹野高史が濡れ場!41歳年下の新人女優にバイアグラ飲まされ…

[ 2013年5月28日 08:21 ]

映画「グレイトフルデッド」で過激な役に挑戦する笹野高史

 映画やドラマの名脇役として活躍する俳優の笹野高史(64)が41歳年下の女優との濡れ場に挑んだ。

 映画「グレイトフルデッド」(監督内田英治、来年公開)で、ストーカーの女にバイアグラを飲まされ“座位”で犯される老人役。クライマックスでは女と殺し合う過激なシーンも演じた。一瞬の登場でも強い印象を残すことから「ワンシーン役者」と呼ばれる笹野の壮絶な演技に注目が集まる。

 作品はオリジナルストーリー。新人女優の瀧内公美(23)演じる主人公が自分より孤独な老人を見つけ、その生活の観察を開始。老人がボランティア女性との出会いをきっかけに孤独から抜け出そうとした時、主人公が老人を監禁し、無理やり犯す。

 すでに撮影は終了。壮絶シーンが相次ぐ役柄に、仕事を拒まないことで知られる笹野も「最初は一瞬だけ躊躇(ちゅうちょ)いたしました」と告白。それでも「やっぱり、大好きな映画の現場にひかれた」とし「若いころから、時代劇、現代劇、アニメの声、SF、ファンタジーと実にいろんな老人役を経験いたしました。しかし、今回ほどガツンと一発食らったような、刺激的で面白いじいさん役は初めてでございます」と話している。

 相手役を演じた瀧内は、映画初出演で主演に抜てきされた。濡れ場では、裸にスカートだけを身に着けた姿で大胆演技を披露。「恥ずかしさよりも、このシーンをどう表現するべきか監督の指示を仰ぎながら演じました。撮影後はどこか自分自身が浄化されたようなスッキリした開放感というか開き直った自分がいました」と振り返っている。

 ◆笹野 高史(ささの・たかし)1948年(昭23)6月22日、兵庫県生まれ。日大芸術学部在学中に劇団「自由劇場」に入団。映画「男はつらいよ」の撮影で、渥美清さんに「ワンシーンだけ出てきて、いいねえ」と言われ「ワンシーン役者」と呼ばれるように。42歳の時に17歳年下の劇団研究生と結婚。4人の息子がいる。

続きを表示

この記事のフォト

2013年5月28日のニュース