尾野真千子 “カンヌ・キラー”ぶりを発揮

[ 2013年5月28日 06:00 ]

18日、第66回カンヌ国際映画祭の公式上映前、写真に納まる是枝監督(中央)と福山雅治(右端)、尾野真千子(右から3人目)ら出演者

「そして父になる」カンヌ審査員賞を受賞

 主人公の妻を演じた尾野真千子(31)は「この作品に出演できたことを、あらためてうれしく思う。海外の方々と映画を通してつながり合えたことがうれしい」とコメント。カンヌは3度目で、主演した97年「萌の朱雀」、07年「殯の森」ともに賞に絡んでおり、相性の良さを見せつけた。

 主人公夫婦と、息子を取り違えられた女性役の真木よう子(30)は「言葉にならず、胸がいっぱい」。その夫を演じたリリー・フランキー(49)は「監督の真摯(しんし)な思いが描かれた作品が評価され、大変うれしい。参加できたことはとても誇り」と喜んだ。子役の二宮慶多(6)は「とてもいい思い出になりました」。黄升ゲン(7)は「監督、僕を選んでくれてありがとうございました」と感謝した。

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2013年5月28日のニュース