「そして父になる」カンヌ公式上映 福山雅治「男泣きでした」

[ 2013年5月19日 10:18 ]

第66回カンヌ国際映画祭での公式上映を前に、赤じゅうたんを歩く是枝裕和監督(中央)と福山雅治(右端)ら出演者

 フランスで開催中の第66回カンヌ国際映画祭で18日夜(日本時間19日朝)、最高賞を競うコンペティション部門で是枝裕和監督の「そして父になる」が公式上映された。

 上映後、観客は総立ちで、是枝監督や主演の福山雅治らに約10分間にわたって拍手や歓声を送り、是枝監督らは涙を浮かべながら観客の祝福に応えていた。

 是枝監督は「こんなにも長くて熱い、温かい拍手に包まれたのは初めて。思った以上に届いたなという実感を持った」と手応えを感じた様子。福山は「男泣きでしたね。自分のことでは泣けないが、監督に降り注ぐスタンディングオベーションがすごくうれしかった」と振り返った。

 主要賞は26日夜(同27日未明)の授賞式で発表される。(共同)

続きを表示

2013年5月19日のニュース