「くるり」岸田繁 左手小指を負傷「ギターが殆ど弾けません」

[ 2013年5月18日 18:35 ]

「くるり」の岸田繁

 ロックバンド「くるり」のボーカル・岸田繁(37)が左手小指を負傷していることが分かった。18日、公式サイト内の日記を更新して明らかにした。

 岸田は「実はこの間、料理をしていたら包丁で左手小指の先を数ミリ切り落としてしまい、途方にくれていました。まだ治療中ゆえテーピングで固まったままで、ギターが殆ど弾けません」と報告。

 「メンバーが一緒に居合わせていたので、病院に連れて行ってくれたのが救いでした」と不幸中の幸いだったようで「気をつけようと思いました」と振り返っている。

 それでも「ギター弾けないから、鍵盤でアレンジを進めていったんだけど、ほんとにこういうことがあって良かったのかもなぁと思えるくらい、ずっと暗中模索していた答えがひとつ見つかったような気がします」と逆境をチャンスに変えた。

 「おかげで、バンドの音がひとつ更新されました。いろいろ大変だけど、まるで五月のように、若葉が育っていく感覚に背中を押してもらっています」と前向きに締めくくっている。

 今月26日「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL」(新木場)に出演。30日からは全国ツアーが組まれている。

 京都出身の4人組。1998年、シングル「東京」でメジャーデビュー。昨年、10枚目のアルバム「坩堝の電圧」をリリースした。

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2013年5月18日のニュース