反町隆史、松嶋菜々子夫妻に支払い命じる 飼い犬被害で住人退去

[ 2013年5月14日 19:05 ]

 俳優の反町隆史と松嶋菜々子夫妻の飼い犬にかまれて負傷した同じマンションの住人が退去したため賃料収入を失ったとして、不動産管理会社が、夫妻に約5220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、385万円の支払いを命じた。

 判決によると、2011年5月、反町夫妻が入居していた東京都渋谷区のマンションの通路で、反町の娘が連れていたペットのドーベルマンが住人の女性の脚にかみついた。女性側は「住み続けられない」と退去を希望。管理会社は賃貸契約を解約した。

 宮坂昌利裁判長は、管理会社が退去した女性側に月175万円の賃料の2カ月分に当たる違約金を請求しなかった点について、「本来、女性側に生じたはずの損害を管理会社が肩代わりしたといえる」と指摘、反町夫妻に違約金と弁護士費用を支払う義務があると認めた。

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2013年5月14日のニュース