松本人志監督 新作「R100」は「頭をすっ飛ばして見てください」

[ 2013年5月14日 06:00 ]

集合写真で笑顔を見せる(前列左から)冨永愛、寺島しのぶ、大森南朋、松本人志監督、大地真央、片桐はいり(後列同)渡部篤郎、渡辺直美、前田吟、松尾スズキ

 「ダウンタウン」の松本人志(49)が13日、都内で監督4作目となる映画「R100」(10月5日公開)の製作発表会見に出席し、R18を大きく上回るタイトル通り!?大地真央(57)寺島しのぶ(40)ら女優陣が限界ギリギリの露出に挑戦していることを報告した。実際にR指定となるかは未定だが、「もうムチャクチャな映画。頭をすっ飛ばして見てください」と過去3作を超える奇想天外な仕上がりに自信を見せた。

 監督4作目は、謎のクラブに入会した大森南朋(41)扮する男と、大地や寺島らが演じるクラブの美女たちとの交流を描いた。具体的な内容は明らかにされなかったが、クラブの美女役を演じる女優陣が口々に露出度の高さを訴えた。

 冨永愛(30)が「露出度は70%くらい」と口火を切ると、寺島は「私は60%。衣装合わせの時、松本監督との距離が近すぎて恥ずかしかった」と苦笑。松本は、3月に芸能生活40周年を迎えた大地、100キロ超の渡辺直美(25)にも限界露出を要求し、大地が「私の人生で一番…。ビックリしました」、渡辺は「衣装が小さくて胸がほぼ出ちゃってました」と畳みかけると、松本は「大森さんも撮影では半分くらい裸に近かった。どんな映画やねん!」と自ら突っ込んで笑わせた。

 同作は今年1月10日に都内でクランクインし、4月8日に撮影を終了した。現在編集作業中のため、映画倫理委員会が定める映画観賞できる年齢制限PG12やR18などの指定を受けるかは未定。ただ、製作サイドは「SM映画ではありません」と強調した。

 役柄は不明だが出演もする松本は昨年3月、過去3作が特集上映されたフランス・パリでスポニチ本紙の取材に応じ、「(4作目は)振り切れるだけ振り切ってやろうかなと。R80にする」と明かしていた。当時を振り返り、「以前、そう話したことから、不思議なことにタイトルが先に決まった。規制に縛られない世界を作りたかった」と回想。過去3作は海外でも評価されてきた。「映画の本質は海を渡ることだと思っているので、そうありたい」と衰えぬ海外進出への意欲も示した。

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2013年5月14日のニュース