天海降板の「おのれナポレオン」代役りえで9日夜の回から再開

[ 2013年5月8日 18:35 ]

舞台「おのれナポレオン」で天海祐希の代役を務めることになった宮沢りえ

 軽度の心筋梗塞と診断され、女優の天海祐希(45)が降板した舞台「おのれナポレオン」(東京芸術劇場プレイハウス、12日まで)は9日午後7時の回から、女優・宮沢りえ(40)の代役で上演を再開する。主催者が8日夕、公式サイトで発表した。

 8日昼に天海の降板と代役の宮沢を発表し、8日午後7時と9日午後2時の2公演を中止した。

 「宮沢さんの勇気あるご英断に、心から感謝申し上げます」と主催者。近年は数々の舞台で活躍してきた宮沢が残る5公演、急きょのピンチヒッターを務め上げる。

 脚本・演出の三谷幸喜氏(51)と主演の野田秀樹(57)、演劇界のトップランナー2人が初のタッグを組んだ話題作。セントヘレナ島に幽閉されたナポレオン(野田)の死の真相に迫る歴史ミステリーで、1幕2時間20分。

 宮沢はナポレオンの愛人アルヴィーヌ役で、出演者6人のうち紅一点。セリフの量は1人だけ突出はしていないが、準備はごく短期間。さらに4月6日に初日を迎えている作品だけに、共演者とのコンビネーションが注目される。

 9日午後7時の回は、もともと全国の映画館や劇場でライブビューイングを実施予定だったが、これについてはキャスト変更に伴い、調整中。9日午前10時半ごろ、主催者ホームページで詳細が発表される。

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